2020年5月14日時点、開発環境が大きく一新されいくるかの変更点が追加されているので自分用も含めてここにメモしていきます。 (Lumin SDK 0.24.1)
The Lab
従来のPackageManagerは廃止されたのか、この「The Lab」と言われる管理ツールにPackageManagerごと統合されました。以前のPackageManagerとも共存は可能ですが、不要だと思われるので消してしまって問題ないでしょう。
以前のPackageManager↓
The Labのダウンロード方法は以下のリンクから
https://developer.magicleap.com/downloads/lab
ダウンロードしたら、インストール先のパスを確認してインストール
画面構成
The Labはパッケージマネージャーと各種アプリケーションのlauncher機能を兼ねています
1. タブで隠れてしまってますが「Home」ボタンがあり、各種セッティングを確認できます
2. MagicLeapのパッケージやアプリケーションの保存先ディレクトリを開きます
3. MagicLeapのコマンド「mldb」が使えるコマンドラインを開きます
4. インストールされているアプリケーションが列挙されます
5. パッケージマネージャーを開きます
6. 接続されているMagicLeapの台数、再起動やヘッドポーズの初期化等も行える
Homeボタンからセッティング画面を開いたイメージ
開発者向け主要機能
DeviceBridge
現在接続されているMagicLeapの基本情報を参照できます。また、今までコマンドラインで操作していたファイルマネージメントや、アプリケーションのインストールがこの画面から行えるようになりました。便利。
WifiBridgeへの切り替えやポート番号の動的変更などのネットワーク回りも親切になったのでどんどん使っていきましょう
MagicLeapのデバイス側で
Settings > Developer > DeveloperMode
Settings > Developer > Enable MLDB Access
をONにしないと使えないのでご注意を
ZeroIteration
リリース当初からあるZeroIterationもThe Labから起動できます。
これは開発を行うときに必ず必要になるので必須でダウンロードしておきましょう。ダウンロードはパッケージマネージャーからできます。また、デバイスを持っていない場合でもシミュレーター機能を用いて開発を行う事が出来ます。
ダウンロードするもの
DeviceStream
新機能としてデバイスからのカメラ映像をストリームで共有する機能が新設されました。例えばイベント会場での対応だったりで体験者の見ている画面を観客に共有したいケースなどに利用できますね。ただ、現在はまだBeta版のようで安定動作をしていないように見えます。今後のアップデートを待ちましょう