基本的にThe LabのDevice Bridgeを使えばコマンドで操作する必要はないのですが、何かの時に使えるかなと思うので自分用にメモしておきます。 デバイスが複数繋がっている場合は以下のようにシリアル番号を指定して操作します
# デバイスが複数繋がっている場合シリアルナンバーを指定する
$ mldb -s [シリアルナンバー] [操作]
デバイス情報
# デバイスが正しくUSBで接続されているか確認
$ mldb usbreg
# バッテリーの情報を取得
$ mldb battery
# コントローラーの情報を取得
$ mldb controler info
# インストールされているLuminOSの詳細データを取得
$ mldb getprop ro.build.fingerprint
# ライトパックのハードウェア情報を取得
$ mldb controller info
無線経由で操作する
接続
# 接続されているデバイスの確認
$ mldb devices
# デバイスのポートを開く (USBで接続しておく必要がある)
$ mldb tcpip [ip]:[port]
# 接続
$ mldb connect [ip]:[port]
# pingテスト
$ mldb ping ip
# 接続状況確認
$ mldb wifi status
切断
# 切断
$ mldb disconnect [ip]:[port]
# デバイスのポートを閉じる (USBで接続しておく必要がある)
$ mldb usb
アプリケーション
アプリケーションをインストール、アップデートしテストする
# 現在インストールされているアプリの一覧を取得する
$ mldb packages
# アプリケーションを新規にインストールする
$ mldb install [アプリケーション名].mpk
# アプリケーションを更新する
$ mldb install -u [アプリケーション名].mpk
# アプリケーションを起動する
$ mldb launch [アプリケーション名]
アプリケーションを終了、削除する
# アプリケーションを終了する -f オプションの追加で強制終了
$ mldb terminate package
# アプリケーションを削除する
$ mldb uninstall [アプリケーション名]
ログ作成
# MagicLeapのログを取得し ファイルに保存する
$ mldb log -d > log.txt
# バグレポートの作成
$ mldb bugreport myZipFIle
ファイル操作
MagicLeapには基本的に C1 と C2 と命名されている二つのディレクトリがあり、C1には一般的なファイルをC2には機密ファイルを保存することを推奨している
MagicLeapからファイルをダウンロードする
# ファイルのダウンロード
# デフォルトではmlsdkがインストールされているパスに保存されます
$ mldb pull -p [アプリケーション名] [Magicleap内のダウンロードするファイルのパス]
# MagicLeap内のphotos以下のファイルを全てダウンロードする
$ mldb pull -D C1/photos
# MagicLeap内の拡張子が.txtのファイルを全てダウンロードする
$ mldb pull "*.txt" -D /C1
PCからMagicLeapにファイルをアップロードする
# ファイルのアップロード アプリケーションのディレクトリに
$ mldb push -p [アプリケーション名] [アップロードするファイルのパス]
# ファイルのアップロード Magicleap内のディレクトリに
$ mldb push -D [アップロードするファイルのパス]
デバイス内でのファイルの移動
# ディレクトリの作成
$ mldb mkdir -D /C1/TestDir
デバイス内でのファイルの移動
# C1にあるファイルをC2に移動
$ mldb mv -D documents/C1/hogehoge.txt /documents/C2/hoge.txt
# hogehoge.txtをhoge.txtに変更
$ mldb mv -D -n documents/C1/hogehoge.txt /documents/C1/hoge.txt
デバイス内でのファイルの削除
# C1にある画像ファイルを削除
$ mldb rm -D C1/photos/sea-bunny.jpg
# アプリケーション内のサブディレクトリを丸ごと削除
$ mldb rm -p [アプリケーション名] -r [削除するディレクトリのパス]
キャプチャ
画面キャプチャ
# レンダリングされている表示のみスクショ
$ mldb caputure image -r [path].jpg
# カメラの映像ごと解像度を指定してスクショ
$ mldb caputure image -q 720p [path].jpg
# レンダリングされている表示のみ録画
$ mldb caputure video -r [path].mp4
# カメラ映像ごと解像度を720p,120秒間録画
$ mldb caputure video -p 720p -t 120 [path].mp4
音声キャプチャ、再生
MagicLeapでサポートされているのは .wav, .mp3, .oggのみ
# デバイスから再生されている音声のみ30秒間録音
$ mldb audiocapture -v -d 30 [path].mp3
# 環境音ごと全て60秒間録音
$ mldb audiocaputure -a -d 60 [path].mp3
# 音声を再生する
$ mldb audioplayer [path].mp3
# 3D音源として再生する。サウンドの空間化。 -s以下は自分を中心としての座標
$ mldb audioplayer [path].mp3 -s -x 1 -y 1 -z 1
このほかにもまだまだ色々ありますが、一応上記だけでも覚えていればある程度不自由しないかなと思います。